ラズパイZeroで無事ssh接続ができたので、pythonの設定を行っていきます。
tohutokonsome.hatenablog.com
ラズパイ3を購入したときに、同じことをやっているはずなんですが、全く記録に残してなかったので、新たな気持ちでメモをします。
とりあえずOSのパッケージ関連を最新化
こちらを参考にさせていただきました。
[Ubuntu] apt-get まとめ - Qiita
Raspberry PiでのPython 3.5環境構築 | MUDAなことをしよう。
sudo apt-get update
パッケージの「リスト」を最新化するコマンド。
最新のパッケージを落としてくるわけではなく、リストが新しくなる。
$ sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade -y
最新のパッケージをインストールする。
$ sudo apt-get upgrade -y
sudo apt-get dist-upgrade
upgradeは追加で更新が必要になったパッケージがあれば、更新を止めるのに対して、こちらはそのへんもがんがん更新してくれるっぽい。
今回は、upgradeとdist-upgrade両方やっているのだけれども、こっちだけでよかったりするのかしら。
$ sudo apt-get dist-upgrade
Pythonの環境構築
OS周りのアップデートが終わったら、こっち。
pythonのバージョン確認
現在、インストールされているpythonのバージョンを確認する。
デフォルトで2.7.9がインストールされている。
pi@raspberrypi:~ $ python -V
Python 2.7.9
pytnon3もデフォルトでインストールされているという内容をみた気がするのだけでども 「Raspbian Jessie Lite」にはないのかも。
pi@raspberrypi:~ $ pytnon3 -V
-bash: pytnon3: command not found
pyenvを入手する
python3.5.1をインストールするのに最も手軽そうなのでpyenvを入手する。
pyenvはpythonのバージョンをインストールしたり、簡単に切り替えたりできる模様。
pyenvのプラグインっぽいものでvirtualenvというものもあって、こちらは同一バージョンのpython間でも切り替えができるというもの。
同一バージョンのpython3.5.1に対して、こっちは、このパッケージをいれて、こっちには入れないみたいな使い分けをするときに便利なのかな。
今回はとりあえずpyenvのみ導入。
gitをインストール
pyenvをインストールする前にpyenvのリソースがgithubにあるので、gitをインストール
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install git
pyenvのインストール
githubからpyenvリソースを取得してホームディレクトリに置きます。
pi@raspberrypi:~ $ git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
pyenv用の環境変数の設定をします。
pi@raspberrypi:~ $ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.profile
pi@raspberrypi:~ $ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.profile
pi@raspberrypi:~ $ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.profile
環境変数を反映させます。
pi@raspberrypi:~ $ source .profile
python3.5.1をインストール(1時間ぐらいかかるかも)
と、ここまできたらpyenvを使って目的のバージョンをインストールします。
pi@raspberrypi:~ $ pyenv install 3.5.1
インストールが終わったらバージョンが追加されているかを、pyenvのコマンドで確認。
以下のように追加されてればOK。
pi@raspberrypi:~ $ pyenv versions
* system (set by /home/pi/.pyenv/version)
3.5.1
使用するバージョンを3.5.1にする。
pi@raspberrypi:~ $ pyenv global 3.5.1
pi@raspberrypi:~ $ pyenv versions
system
* 3.5.1 (set by /home/pi/.pyenv/version)
ちょっと注意(2017/9/21 追記)
pyenvでpython3.5.1がインストールできなかった。
python3.5.3なら問題なくできた。
www.tohuandkonsome.site
WringPiをインストール
PythonでラズパイのGPIOを制御するためのモジュール。
pipはpythonのパッケージ管理システム。これを使ってwringpi2をインストール。
pi@raspberrypi:~ $sudo pip install wiringpi2
(2017/5/1 追記)
sudoはいらない。微妙にはまった。
pi@raspberrypi:~ $pip install wiringpi2
終わったら、wringpiがインストールされたかをpipのコマンドで確認する。
wringpiとwringpi2があればOK。
pi@raspberrypi:~/myproduct $ pip freeze
wiringpi==2.32.1
wiringpi2==2.32.3
FTPの設定も行っておく
以下を参考にしました。
yamaryu0508.hatenablog.com
以上。