そろそろ、ラズパイで音でも出してみよっか!ということで、100均一(セリア)スピーカーを購入して参りました。
今回は、タイトルのスピーカーのレビューと注意事項を記載します。
USBタイプのものだと、電源をラズパイから供給しなきゃいけないのでは?みたいな不安があったので より手軽なステレオピンジャック用のスピーカーを選ぶことにしました。
そして、購入したものは、以下の二つになります。

「音を大きするための商品ではございません。」
の注意書きが気になりましたが、とりあえず購入しました。
キューブ型
まずは、キューブ型です。
こちら、モノラルスピーカーなのですが、二つ購入することでステレオスピーカーに進化することができます。
すごい!

早速、ラズパイのステレオジャックに接続して、再生してみたところ、
すごく音が小さいです。
静かな場所で聞く分にはいいのですが、うーん、という音量でした。
ただ、ラズパイではなく、スマホとかにつなげる分にはそれなりに音がでます。
でも、スマホ内臓の音量とそんなかわらないです。
説明文の「音を大きするための商品ではございません。」は謙遜でもなんでもなく真実でした。
マルチメディア型
こちらは、キューブ型に比べるとそこそこ音はでます。
マルチメディア型を最初に使っていたら、うーん、となっていたかもしれませんが、キューブ型の音量を知った私にとっては、いけるじゃない!という出来でした。
注意事項
今回、購入したスピーカーですが、使用用途としてはラジコンカーにつけて、なにかしらしたかったわけです。
ですが、ラジコンカーと、ステレオジャックピンの相性は(もしかしたら)非常に悪いです。
ラズパイのトピックにも上がっていますが、
Raspberry Pi • View topic - ALSA not working properly: aplay: pcm_write:1939: write erro
ハードウェアPWM信号を使っていると、ステレオジャックピンが動作してくれないみたいです。
どうもステレオジャックピンもPWM信号を使っているみたいで、競合しちゃうみたいです。
私の場合は、ラジコンカーにサーボモーターを使用しており、そこでハードウェアPWM信号を使用しています。
なので、ラジコンカーの処理をセットアップする前は、以下のように再生できるのですが、
pi@raspberrypi:~ $ aplay test.wav
再生中 WAVE 'test.wav' : Signed 16 bit Little Endian, レート 44100 Hz, ステレオ
ラジコンカーのためのGPIOの設定を行うと、以下のエラーがでてしまいます。
pi@raspberrypi:~ $ aplay test.wav
再生中 WAVE 'denpa.wav' : Signed 16 bit Little Endian, レート 44100 Hz, ステレオ
aplay: pcm_write:1939: 書込エラー: 入力/出力エラーです
前述のラズパイのトピックでも、解決策はない?みたい。
結論
ハードウェアPWMを使用しているのであれば、USBスピーカーを購入したほうがよさそう。
そうでなく手軽に音楽を流したいなら、マルチメディアスピーカーでも事足りるかも。